What’s Up ?! WhatsApp。乗っ取り誘導メッセージ。
2025年10月14日
WhatsAppはFacebookを運営するMetaが所有する、世界最大級のアメリカのフリーウェア、クロスプラットフォームの集中型メッセージングおよびVoIP(VoIP)サービスです。普及率で言えば日本のLINEと同等でしょうか?同じ会社のMessengerとの差別化についてはよく分かりません。
Facebookのアカウント復元のための連絡先にWhatsAppが指定されることがあるため入れてありますが、やりとりする相手もいないため利用はしていません。
そのWhatsAppを騙るメッセージがSMSで届きました。
異常なログインを検出。12時間以内に認証が完了しない場合、アカウントが無効化されます。https://whatttpp.com
https://whatttpp.comというURLの時点でフィッシングメール確定です。
「異常なログインを検出。」という文言も、通常の日本語としてはあり得ませんね。
しかし普段は利用していないアプリですので、念のためリンクをタップしてみました。
非常に長いので、クリックして拡大してご覧ください。
- 異常なURLですが、本当にWhatsAppに繋がり、フィッシングを仕掛けてきた相手とのチャット画面になります。
- 「アカウントを回復するために以下の手順通りに操作せよ」と言っていますが、他のデバイスからの接続を許可するように誘導しています。
- 「デバイスを接続」をクリックというのは、他のデバイスからの接続を許可する設定です。
- 「このページを離れないでください、安全コードを送信中です…」というのは、相手がデバイスで私のアカウントに接続して二段階認証コードを請求している待ちです。
- 「TEMD Z7WT」というのは、相手のデバイスに接続を許可する二段階認証コードです。これを「安全コード」と呼んで騙しています。
非常に悪質で、被害も甚大になることが予想されます。ご注意ください。
この記事は2025/10/14に公開され、0 views読まれました。