Linux MintでUSB Wi-Fiアダプタ/子機が動作しにくい時の対処
2025年03月06日
先の記事「コストの高いWindowsをやめてLinuxに移行を検討しませんか?」で書いた「無線LANを内蔵していないPCでUSB Wi-Fiアダプタを使う件」です。
妥当と思われるデバイスドライバをgithub.comで拾ってきてmake installしても動作しませんでした。
具体的には
- バッファロー WiFi 無線LAN 子機 USB2.0用 11n/g/b 150Mbps 日本メーカー WI-U2-150M/N(RTL8188チップ)
- TP-Link(RTL8821AUチップ)
の2つです。RTL8821を搭載したUSB Wi-Fiアダプタの動作報告はけっこうあったので期待していたのですが。
気を取り直して
- Linux対応を何らかのカタチで宣言している。
- 古い。
ことに着目して探してみました。
「 TP-Link WIFI 無線LAN 子機 11n/11g/b デュアルモード対応モデル 英語パッケージ TL-WN725N(EU)」2025年3月4日時点で674円です。
挿しただけで認識、すぐに「Wi-Fiネットワークに接続しました」と表示されました。標準ドライバで対応している機器は強いですね。接続も実に安定しています。
他のアダプタでは
- ドライバのmake、インストールではエラーは起きませんでした。
- lsusbコマンドでアダプタを認識しています。
- ネットワークマネージャーでは無線LANアダプタを認識しません。
という状況でした。
そもそもLinuxでは使えないのか、ドライバのmakeに実は失敗しているのか、アダプタとドライバが実は合致していないのか?どうやらドライバが合致していない可能性が大です。チップだけではなく「アダプタ」としてドライバのソースを微調整しないといけないようです。こちらの記事がなんとなく納得できました。
HP Probook 430 G5の内蔵Wi-Fiはインストール時から認識しましたが、こちらはIntel製のチップです。内蔵チップは標準ドライバに含まれていることが多いのでしょうか?
今後、いくつかのUSB Wi-Fiアダプタを試して、動作した物を掲載していきます。
TOKAIZ AC600
Amazonで「USB Wi-Fiアダプタ Linux」で検索したところ候補に出てきた「TOKAIZ 無線LAN WiFi 子機 Wi-Fi5 AC対応 無線LANアダプター AC600 2.4GHz 5GHz 433Mbps + 200Mbps 超小型 usb無線アダプター Windows/Mac OS 対応」です。
こちらもアッサリと動作しました。
「AC600」という表記がたくさんありメーカーも多様ですが、商品規格名称なのでしょうか。全部同様に動くのか確かめたいところです。
この記事は2025/03/06に公開され2025/03/08に更新、3 views読まれました。