MacOS Seqoia(15.0)省電力設定の不具合。外付け機器が切断される。
2024年11月12日
MacOS Seqoia(15.0・現在は15.0.1)以降、省電力設定に起因すると思われる不具合が頻発しました。
具体的には
- アプリケーションのデータ保存時、保存ダイアログの表示に異様に時間がかかるようになりました。設定によりますが、ダイアログを開いて最初に表示されるのは「書類」「デスクトップ」等のフォルダが多いと思います。つまりMac内蔵ストレージなので、スリープしているとは考えられない状態です。しかし長い時は10秒以上も待たされることがありました。
- 外付けHDD(スリープ機能を持ったRAID1ケース)が、Macを長時間放置した差異に切断されることが増えました。切断されてしまうと再起動するまで再接続できません。ディスクユーティリティでは認識しません。
- 特にJeditで文書編集中、他のアプリに切り替えてから戻ると、虹色のポインタがクルクルと回って数分間待たされます。
- スクリーンセーバーが起動せず、モニタがスリープしなくなる症状が頻発しました(関係ないかもしれません)。
ストレスがたまることこの上ありません!
RAIDケースメーカーに問い合わせると
- ケースには自動スリープ機能があり、PC/Macと連動してスリープする。
- ケース単独でスリープすることは無い。
- スリープ機能を設定するボタン等は無い。
つまり「Macの設定を見直せ」ということですね。
昔のMacOSと異なり「省電力設定」という項目はコントロールパネルから無くなりました。「バッテリー」「オプション」から設定します。
「可能な場合はハードディスクをスリープさせる」はMacBookを外で使う時には有用な設定ですが、外付け機器を繋いでいる場合は百害あって一利無しです。もちろん最初から「しない」に設定してあります。
ポイントは「電源アダプタ使用時はディスプレイがオフの時に自動でスリープさせない」をオンにすることでした。
どうにも言葉が理解しにくいですね。
オンにすると省電力/オフにすると省電力が混在しているのが分かりにくい原因かと思います。
Macにしては「パッと見ただけで判断」しにくい設定になってしまったことが残念です。
この記事は2024/11/12に公開され、8 views読まれました。